2020-06-12 第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
防衛省の工事概要によれば、米軍は、「赤土流出対策として、土嚢及びシルトフェンスが含まれ、降雨によって流出が生じるたびに確認がなされる。部隊はすべての排出点において、定期的に雨水のサンプリングを実施。」と書かれています。しかし、これは、防衛局側が聞き取って作ったものであり、米軍が提出したものではありません。
防衛省の工事概要によれば、米軍は、「赤土流出対策として、土嚢及びシルトフェンスが含まれ、降雨によって流出が生じるたびに確認がなされる。部隊はすべての排出点において、定期的に雨水のサンプリングを実施。」と書かれています。しかし、これは、防衛局側が聞き取って作ったものであり、米軍が提出したものではありません。
同時に、委員御指摘のとおり、米軍からは、赤土流出防止対策として土のうやシルトフェンスの設置、定期的な雨水のサンプリングを行うことを含めた工事概要の説明を受け、この旨は伊江村に対して情報提供を行っているところでございます。その上で、五月八日には、防衛省といたしまして、伊江村の関係者とともに飛行場の中に立ち入って現場の確認を行っているところでございます。
環境省も、配付資料四のように、一九九八年五月八日の報道発表、赤土流出防止等対策検討委員会の委員会報告書の取りまとめ及び赤土流出防止等対策シンポジウムの開催についてで赤土等流出防止条例の適用により、赤土等の流出防止対策としては、一定の成果が上げられていると評価できると認めています。 そこで、伺います。沖縄県赤土等流出防止条例は環境保護に関する条例だという認識はありますか。
さらに、沖縄本島の沿岸海域でも、赤土流出や埋立地、オニヒトデの大量発生やサンゴの白化現象などの影響により、サンゴ礁が失われてまいりました、そのようなサンゴ礁への影響が広がる中でも大浦湾の海では、沖縄県内の他の場所ではほとんど見られない独特な地勢と自然の営みにより、多種多様な生態系が育まれる希少な場所と考えられるというふうにはっきりここで紹介をしているわけです。
○石田(三)委員 済みません、赤土流出防止施設は施設整備が非常におくれているようでございますので、ぜひひとつよろしくお願いしたいと思います。 どうもありがとうございました。
このため、この赤土流出対策として、地域自主戦略交付金のメニューの一つである水質保全対策事業により、排水施設や沈砂施設の整備等を推進しておりますし、これに加えて、農業体質強化基盤整備促進事業、あるいはまた農村環境等を保全する農地・水保全管理支払交付金、これらの事業によってこの赤土流出を防止するための取り組みを行うことも可能でありますので、今後とも、沖縄県や地元関係者と十分に、真摯に意見を取り入れながら
この柵は、沖縄の赤土流出対策として、水は通すけれども土は通さないという柵を設置した結果、河川への土砂の流出が止まり、元の清流が復活をして、そして日本の非常に貴重なクメジマホタルが復活をしたというものであります。 こういう柵で土砂の流出を止める必要というのは私はあると思います。
○政府参考人(實重重実君) ただいま委員より沖縄県の赤土の状況についてお話があったところでございますが、農用地やそれから農村環境の保全、こういった観点から赤土流出対策は重要と認識しております。このため、これまでは地域自主戦略交付金のメニューの一つといたしまして、水質保全対策事業という形で、排水施設あるいは沈砂施設、こういった施設を整備などいたしまして赤土流出対策を推進してきております。
また、御指摘をいただきました赤土流出対策であるとか、小型コウモリ類の保全につきましては、環境大臣がその意見において、重点を置いて様々な対策であるとか事後の監視などを求めてまいりまして、事業者である沖縄県は専門家による検討委員会を設置して指導、助言を受けながら環境保全措置を実施しているところと承知をしているところでございます。
まず、現在提供している施設・区域につきましては、キャンプ・シュワブ、キャンプ・ハンセン及びギンバル訓練場におきまして、これまで米軍の訓練等によりまして訓練場内の一部が荒廃し、降雨時に、雨が降った場合に周辺河川等へ赤土流出が発生していたところ、昭和五十二年度から赤土流出防止のための緑化工事等の障害防止事業を実施いたしております。
八、大学院大学の用地造成並びに建設に当たっては、沖縄らしい豊かな自然環境に恵まれているとの予定地の選定理由を十分に踏まえ、森林保全や赤土流出防止など環境配慮に万全を期すこと。 右決議する。 以上でございます。 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
九、大学院大学の用地造成並びに建設に当たっては、沖縄らしい豊かな自然環境に恵まれているとの予定地の選定理由を十分に踏まえ、森林保全や赤土流出防止など環境配慮に万全を期すこと。 十、国立・民間研究機関の立地の促進、優れた居住環境の提供など、最高水準の研究者が集うサイエンス・パークの形成を図るための具体的施策を展開すること。
また、二月に北谷町の基地返還跡地からコールタールの入ったドラム缶が発見された事件や、前回指摘した楚辺通信所の移設現場での赤土流出、辺野古におけるジュゴン保護問題、さらには、もはや日常的にすらなっている米軍機による騒音被害など、環境面においても米軍基地が存在することにより多くの問題が生じています。
当庁といたしましては、今回の事態を踏まえまして、赤土等流出防止関連装置の操作に従事する作業員への教育の徹底、あるいは、濁水処理装置、配管、バルブ等の赤土流出防止関連装置の操作マニュアルの見直し、あるいは管理体制の強化等改善を行っておりまして、今後は二度とこのようなことが起きないよう万全を期して工事に当たっていきたい、そういうふうに考えております。
時間がないので次に移りますけれども、キャンプ・ハンセンの赤土流出についてお伺いいたします。 七月の十六日、米軍楚辺通信所、これは通称象のおりですね、その移設工事が進められているキャンプ・ハンセンにおいて、近くを流れる長浜川へ工事現場から大量の赤土が流出しているのが発見されました。 移設予定現場は、地元の小中学校から約一キロ、かんがい施設の取水口から数百メートルの位置にあります。
○中矢政府参考人 今回の赤土流出は遺憾ではございますけれども、あくまでも作業員の人為的なミスというふうに考えておりまして、我々は今後このようなことがないよう万全を期して工事に当たっていきたい、そういうふうに考えておる次第でございます。
〔理事海野徹君退席、委員長着席〕 次に移らせていただきますが、次に、赤土流出問題についてお伺いします。 沖縄は多くの島々から成り、その周囲にサンゴ礁が発達しているわけであります。このサンゴ礁も大きな観光資源の一つであり、守らなければならない自然であります。 沖縄県では、平成六年に赤土等防止条例を制定するなどの対策を取ってきましたが、国はどのように取り組んでこられましたか。
それから、二つ新規の事業を予定をいたしておりまして、赤土等の流出の実態調査、それから流域環境保全農業確立体制整備モデルと申しまして、これは一つの流域を取り上げてモデル的に赤土流出を活用する、あるいは取り組む、そういったモデル事業を新規に立ち上げることにいたしております。
九 赤土流出等沖縄に固有の環境問題に対して重点的な取組みを行うこと。 十 事業評価を進め、結果を公表するとともに、その手法を新法の振興計画にも盛り込むこと。 以上であります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。
その実施に当たりましては、侵食を受けやすい国頭マージなどの土壌条件、地域特有の強い降雨などの自然条件等を勘案いたしまして、昭和五十四年度に沖縄県が策定されました土砂流出防止対策方針を初め、平成七年度十月の赤土等流出防止条例の施行に合わせた土地改良事業等における赤土等流出防止対策設計指針の策定等によりまして、工事中あるいは工事後の赤土流出防止に努めているところでございます。
○尾身国務大臣 この沖縄の美しい自然を守るためにも赤土流出防止対策、極めて重要であるというふうに考えております。 私どもといたしましても、公共事業の実施に当たって、赤土をためる池を設置するなどの防止対策を徹底するとともに、赤土の発生源対策についての調査研究等をさらに進めまして、農地からの赤土の流出を防止する事業を実施してまいりたい。
○宮腰大臣政務官 水質保全対策事業は、排水路、沈砂池等の整備、のり面保護、グリーンベルトの設置、圃場の緩傾斜化等によりまして、赤土流出防止を図るため平成五年度に創設をいたしました圃場事業であります。本事業の実施によりまして、流出防止につきましては一定の効果を上げてきているものというふうに考えております。
沖縄県におきます赤土の流出につきましては、侵食を受けやすい国頭マージなどの土壌の条件、亜熱帯特有の強い降雨などの自然条件もありますし、あるいは農作業の機械化の進展や長期の未作付等の営農状況に加えまして、本土復帰以降の各種開発事業の増加等によって赤土流出が増大してきたものというふうに考えております。
○仲村副大臣 農地や公共工事によって海に赤土が流れて、いろいろ、サンゴの死滅などに非常に悪い影響を出しておりますが、その原因は、公共工事の場合はそれなりの赤土流出防止対策をきちっととっていると思いますが、農地からの流出の原因は、まず畑の区画が非常に大きくなったということ、それで機械を使っての耕作をしている。特に国頭マージの場合は粒子が細かいんです。
さらに、赤土流出の緊急度に応じまして、広域的な視点から、沈砂池の整備等の赤土流出防止対策をより効果的に実施できるような手法につきまして、現在検討を進めておるところでございます。 今後とも、耕土等の流亡を防止する裸地対策や、地力増進等の営農面等の対策と一層連携を図りながら、県、市町村、地元関係機関等とともに、この赤土流出の防止に取り組んでまいりたいというように考えております。
○武田政府参考人 赤土問題でございますけれども、この問題につきましては、沖縄県におきましても赤土流出防止条例を定めるなど積極的に取り組んでおられますけれども、国といたしましても、例えば公共事業の実施に当たっての赤土流出防止マニュアルの作成等、あるいは、農地に関しましては、今農水省の方から御説明がありました耕土流出防止型水質保全対策事業というものを推進するとか、あるいは、基礎的な取り組みでございますけれども
今、一つの絵を見ていましたら、北海道のサロベツだとか、それから釧路の湿原だとか、あるいは私どものサンゴ、あるいは赤土流出、こういった自然を破壊しているようなそういう状況を再生させていく、自然再生をしていかなきゃいけないだろうということで、自然再生型の公共事業を必要とするんではないか、こういうことを我々は考えます。
また、基礎的な取り組みとしても、その赤土流出防止状況の正確な把握や流出防止対策事業の立案などのための所要の調査実施、あるいは赤土問題についてのパンフレットの作成配付などによる啓発広報活動並びに関係行政機関の連絡調整体制の整備など、その対策には苦労をいたしております。
赤土流出の主な原因は、沖縄の土壌や気候、地形など風土が本土と異なるのに、土地改良事業を本土と同じように、分割せず一気に行ってきたことや、赤土がU字溝に流れるような本土の設計基準で行ってきたことにあります。 時間がありませんので質問をはしょりますけれども、実は昨日、石垣市でこの赤土対策に国営事業の導入をということで市民大会が持たれました。
環境省は、関係府省それから沖縄県と連携をいたしまして、こうした状況にかんがみまして、平成九年度に、赤土流出の現状ですとか必要な対策についての調査報告書を取りまとめたところでございます。
私は、確かに土木工事というのは早く確実にやるということが大切だと思うんですが、この石垣島空港の場合はこういう工法でサンゴ礁を守って工事をやりましたよ、それにかかる多少のコスト高というのは、これは三種ですから当然全部県が負担することでございますので、でき得ればそういった環境保全の面、いろんな意味から政府もある程度思い切ったバックアップをしていく必要があると思うんですが、やはり赤土流出についての配慮、このあたりを
○政府委員(遠藤保雄君) この赤土流出防止対策の今後のあり方でございますけれども、今まで先生御指摘のように、パイナップル畑における更新方法の改善とか赤土などの流出防止条例の適用あるいは公共事業における流出防止対策の充実などによりましていろいろ対策をとってきております。それで一定の成果は上がっておるんじゃないか。ただ、いろいろまだ問題はある。
これに関連して、平成八年度予算の中に、沖縄政策協議会で沖縄振興に対する特別調整費五十億円の中から環境庁の赤土流出による水環境保全事業に六千万円が配分されております。そこで、同事業の概要と事業効果についてお尋ねいたします。
こうした状況にかんがみまして、先生御指摘のように、平成九年度、具体的には平成八年度補正予算で予算を計上し事業は平成九年度実施しましたけれども、流域赤土流出防止対策事業を行いました。 これは具体的には、関係省庁、沖縄県、有識者、市民団体を構成メンバーとする検討会を設置いたしまして、三つの点について方法を取りまとめました。一つは、赤土流出状況の把握でございます。